▲Scene image text▼
  「な!? そ、それ一体何kg!?」
  「? 80kgですが」
  「80kg……。それも片手で……」
  「私の特異点をもってすれば造作もありません」
   特異点の計測が進むにつれ、120kg、140kg、180kg……とさらに常識はずれな重量となっていく。
  「……」
   僕はその光景に、ただただ驚愕するしかなかった。